ブラタモリいきなり終わる。
地質、地理、歴史の知識の多さには舌を巻いたものだ。
学習系番組は数あれど、あれはタモリの名を冠するだけに、実にタモリであった。
一緒に世界を学んだ気分にさせてくれる。すごい番組であった。
ブラな行先の紹介でも説明でも披露でも教えでもない。
タモリの知識の裏打ちはあれどもあれはまさに表現の凄さ。
そのワザが滲み出ていて、しかも何も無駄に感じない。
自然に一緒に、考え、感じ、喜び、驚き、納得する。
そんな意識の重なりを誘導される感覚も無く表現していた。
タモリという表現を通して教えられていた。
一方通行のTVの中で共に学ぶという、その表現をここまで教えられた番組は無かった。
これも振り返って気付かされた、ひとつの学びであろう。