生きろ。生きねば。 その次は もし死なずば。 だった感じ?
振り返り行う懺悔、思い返すように伝える次世代へとも自分の未来へとも思える受け継ぎ託す遺言書。
沢山の暗喩。映像美。 膨大な知の切り貼りで創り上げられたことを隠そうともしない凄さ。
頭を打ち付け、降って来た石、あゝ塔こそ頭蓋、これこそ宮崎駿の頭の中の映画化、夢の中の夢、これこそが宮崎駿の映画だ。
過ぎし日の水をもう一度味わおうと望んではならぬ。 コレもミーム汚染。
未来のうちに過去を再現しようと努めてはならぬ。 すべてミーム汚染。
聖書から続く、種をまく人 種をまく人といえばミレーとゴッホの関係性。
ジャガイモを食べる人々 タンギー爺さん カラスの群れ飛ぶ麦畑 自画像
受け継がれいく膨大な知……
わが息子よ、君はどう生きるか。地の糧 狭き門 一粒の麦もし死なずば。 ジブリ作品群 鎖のやわだったプロメテウス 放蕩息子の帰還
ダンテ 日本神話 バビロン ミヒャエルエンデ フロイト
夢分析におけるエディプスコンプレックス
鳥。自由、襲いくる困難、色彩とは才能と評価や価値、肩に止まること。
我に似せる者は生き、我を象る者は死す。コレもミーム汚染。
オウムのわけもわからずに他人の言葉を繰り返す人の暗喩
私達は血を吐きつつ繰り返し繰り返しその朝を越えてとぶ鳥だ
そして彼は青い鳥、友を見つけた。 死者の書の中に永劫回帰を。
ヘリオポリス神話の９柱神とエニアグラムナンバー ヘルモポリス神話 ハラワタを守るカノプス壺 ウシャブチの人形
拾うという行為…… 記憶の保持という時間の超越の暗喩。
すっかり読んでしまったら、この本を捨ててくれ給え。そして外へ出給え。コレも。
「今この時をどう生きるか」が君の人生を決める。コレも。
と魅せつつ巧妙に意図を隠し、夢の中の夢、鏡の中の鏡の迷宮に連れ込み、あの世とこの世、夢と現実世界とを繋げるという、凄まじく恐ろしい罪深い世界に巻き込んだんじゃないだろうか？
自己と脳内と課題を壮大な我儘を、時間すら越え世界の課題と繋げてしまった。まるで田に蒔くように、その種は既に蒔かれていた
ヤバい、上手くいけばコレ、宮崎駿は死の間際のベットどころか死んでからすら宮崎駿出来る……
大先輩は頭がいいから、自分の欲望を人類全体の問題にすり替えたんだ。コレも。
戦争という剣の災害を超える究極の大災害、ペンによってミーム汚染を描き懺悔とともに実行したのだ。
彼は知と技を持って欺き、この世界を再建のための種を蒔いた庭園にしてしまわれた。
彼は人の業を表現するため墓所の主になった。
この世界は既に巧妙に悪意を持ち込まれてしまった。
ねぇ、私たちはサギにあわずにちゃんと帰ってこれた?
師の教えを守りながらも創造を加える者は成長して、ただまねするだけの者は消えていく。
この言葉すらミーム。 既に汚染されてしまった。
彼のエイリアンのような純粋な罪、私達は何も知らぬまま戻ってきてしまった。
呪われた私たちに真の自由はもう手に入らない。空に閉じ込められてしまった鳥のように。
私達は美しくも汚染された世界を、ナウシカすら悪意だと言われ、どう生きるか?
爺さんは儀式を通してして生まれ変わってでも宮崎駿やりたいんだとさ。強烈だな。
