リズム・ゼロ
有名すぎるほど有名な作品。
あれもこれも、用意し設計されてなお、智慧への挑戦としては進み過ぎて。
私達は眼前の人を見てなお、真実を目の前にしていてなお、暴走する。
ゆえに、並べられたものを見て、その手に誰かが喜び勇んで銃を持たせてはいないか、自らナイフを握ってはいないか問わなくてはいけません。
彼女は世界に自らを鏡として差し出し、そこに居た者を逆照射しました。
恐れが最後に映ったとして、世界に何を差し出すのか?
あなたの行為にはあなたが映る。
並べられた中から、何を選び、何を差し出すのか?
その問いに世界は鏡を差し出している。
だから超克も放下着も。
一歩間違えるだけで相手を刺すことになる。
毒矢の例えの毒矢にすらなる。
問いは、一歩進むごと、理解を破壊し、真理を疑い、自己さえ解体する。
それでもなお、詩が残り、祈りが残り、関係が残る。
私は剥ぎ取られるより、自ら花を差し出したい。
相手が選び取るものも、きっと花でありますように…と願って。
泥の中で私の差し出したものが、誰かに花を差し出す手として貴方の中に咲きますように。
地獄にて祈るもの、その掘り下げを、ここを始点とする。
泥の深くに沈んだカンダタは泥として咲くのか、泥の中の蓮の根足りうるか。
外からは分からない。
祈るしかない。
すべてのものに。
[Intro — Quiet Storm, Prayerful, Soft Piano]
あめのしずく / 指に光り
かぜが枝を / そっと揺らす
小さな幹に / 寄り添えば
まだ見えぬ明日を / 信じて
息を潜めて / 立つこと祈る
[Verse 1 — Trial, Growth, Gentle Acoustic]
雨が幹を / 打ちつけても
風が枝を / 撫でても
僕の影は / 幹に溶け込み
震える枝先 / 光が滴る
少しずつ未来 / 掌に届き
支える愛は / 静かに消え
でもその痕跡 / 幹の心に残る
[Chorus — Hopeful Climax, Soaring Vocals, Strings]
嵐のあと / 青空ひらけ
声は空を / 撫でる光に
支えた日々は / 終わったけれど
君は堂々と / 世界に立つ
祈りは希望に / 変わりゆき
独りでも / 確かに光を抱く
雨も風も / 試練じゃなく
未来を照らす / 景色の一部
[Outro — Reflective, Peaceful, Atmospheric Pads]
添え木は土に / 還るけれど
その存在は / 消えずに残る
未来の力に / 溶け込み
消えた愛も / 光として
風の匂いに / 溶ける想い