こねこねこねこブログにゃ♪

幸せそうな猫を見てると ちょっと幸せ。

俳句織る

ほほの如 陽を詰め込みし 梅の枝よ

梅の路 陽の注ぐ毎 枝満ちて

淡し陽の 梅枝ひとつに 足とむる

のぼりみち   梅枝に沿うる 淡き月

陽よ淡し 色と香浄く 梅の枝

日をめくり 梅見上げつつ 路行きて

宵の冴え  幽か梅の香 満つす肺

乳飲み子に 見せに背負いて 梅の丘

梅枝に 寄れよ親子の 肩車

投げ生けて 今は主役ぞと 梅の枝

収めよと 伝えし梅の花 カメラを絞る

梅揺れて 耳傾けしも メジロかな?

背の山を 神域の如く 梅の郷

白梅よ 風をも纏え   郷満たせ 

白梅よ   血気盛んや   沢の岸

白雪を 解き花にわく 梅の郷

白梅よ   昇る陽のごと 枝に満て

白梅や さわさわ揺るる 目そと閉ず

いっせいに 郷の白梅 かけ抜けて

梅ばやし   望し遥か   郷まつり

バス降りて 香りに見上げる  うめばやし

風緩し 梅林の香も 輪郭とせよ

梅古木   陰の枝もなお 咲かんぞと